介護職は何かと腰痛に悩まされがちな職業であり、ストレッチやかがみ方を工夫するなど改善方法を模索することが大切です。
まだ腰痛が本格化していない方は、腰痛を甘く見ずに早めに対策を施す必要があるでしょう。
例えば、普段高齢者のお世話をする際に、腰を曲げたりして介助をしてはいないでしょうか。
腰のことを考えるのなら、腰は曲げるよりも落として対応した方が安全です。
腰の疲労は目に見えないので、意識して腰を守りましょう。
腰痛になってしまった場合は、グッズを活用するのが良いでしょう。
腰をサポートする腰痛ベルトや、骨盤の位置を正しい位置に保つ骨盤ベルトなどを着用することで、腰への負担を減らし、腰痛の改善に繋がります。
また、介護中はコルセットを使って腰を安定させる方法もおすすめです。
コルセットは腰の動きを制限する半面、腰を痛める動きを抑制する効果があるため、今現在腰痛に悩まされている方にとっても使いやすいグッズでしょう。
施設から職員へ向けて配布される場合もありますが、合わない場合は自分で選んだものを使うことになります。
周りにコルセットを使っている同僚がいるのなら、コルセットの使い心地などを聞いておき参考にするのもよいでしょう。
腰痛になり、それが悪化するとヘルニアになる可能性もあります。
まだそこまで痛くないから大丈夫、腰痛は介護職の職業病だから仕方ないなど、腰痛を甘く見たり改善を諦めたりせず、腰痛対策のグッズを使用して改善を目指すことが大切です。